狩ったり採ったり
今年度のレザーが出来上がりました。
今シーズンの目標は「完璧な全身脱毛」でした。
どこかのエステの売り文句みたいですが、これが目標でした。
結果は達成率98％というとこでした。
いくつか改善が必要な点もありましたが、どう改善すればいいのかは分かったので、来シーズンはより良い脱毛ができるはずです。
脱毛の話ばかりですが、レザーに毛が生えてたら台無しなので、脱毛は大切なポイントです。
なめし液に漬け込む工程でも、改善の必要な点がありましたが、来シーズンには解決できている予定です。
色々学びの多い日々です。
あとは縫製さんに渡して、製品が仕上がってくるのをのんびり待ちます。
どうして画像が勝手に回転するのかしばらく調べたけれど解決することができずサックリ諦めました。
駆除で仕掛けたくくり罠にかかったエゾシカの成獣メスです。
駆除活動はこんな感じで、少しでも近隣農家さんのお役に立てるように日々努力です。
好きなことやって誰かの役に立てるなら、そんなに素晴らしいことはなかなかないです。
跳ね上げ式罠は踏み板、輪っかの部分もこれまでは購入していました。
ワイヤー、バネ、より戻し、締め付け防止金具、くくり金具、ワッシャ、スリーブ、シャックルなんかはどうしても自作出来ないですが、踏み板と輪っかの部分は塩ビ管で自作できるようなので、自作へ移行します。
将来的に1番使いこなせるようになりたい罠は、バネをつかわない罠です。
お久しぶりです。
畑だ駆除だとバタバタしていました。
エゾシカの毛皮をなめして、各種物品を作成すると、端切れ毛皮が出ます。
で、当サイトのモットーは貧乏性精神「もったいない」なので、捨てることもできずなんとかしたいとアレコレない知恵を絞り、やっぱり知恵がないので、例によって例の如く、定番の小銭入れ何ぞを製作してみました。
かかとの丸みがちょうどいい感じに見えたのです。
原材料の陳列。
小型のキジ科鳥類が混じってますが、これは生きています。
我が家のペットのウズラがチェックしに来ました。
出来上がりは以下の通りです。
超面倒くさかったです。
糸が毛を巻き込むので、ひと針ひと針巻き込まれた毛を引っこ抜きながらの作業になるので、普通に縫うより面倒くさかったです。
かかと小銭入れはもう作りません。
今後は細かく切ってパッチワークのように繋ぎ合わせて、別の物品を製作します。
最低気温が-20℃以下まで下がり、一晩で溜めた水が全て凍るような季節が終わりました。
ということは水仕事やりやすい季節が来たということで、毛皮なめしのシーズン突入です。
ベニヤ板におさまらない豊満ボディのエゾシカ♀。
毛皮なめしが終わったら、フルタンニンピット槽鞣しでレザーつくりです。
まずは無事にエゾシカ毛皮出来上がりますように。
不法投棄はきちんと報告書にまとめられています。
自分の地元でも不法投棄があるみたいで、残念です。
猟友会でパトロール隊を作ったり、労力も馬鹿になりません。
ルールを守らないと猟師の肩身が狭くなるので、ルールは守って安全第一に狩猟をしたいものです。
◇エゾシカ解体残滓の不法投棄不適正事案のページ
お久しぶりです。
何を書いたらいいのかわからず、放置していました。
今後は少しずつでも更新します。
2020年10月は長雨で川の水位が上がり、アライグマとアメリカミンクがいつもの場所で獲れないハズレ年でした。
…そのかわり、レザーのなめしが各段にレベルアップしました。
堂々と人に渡せるレベルのレザーになりました。
原皮が一部腐敗するというハプニングがあり、腐敗の影響を受けたレザーはダメになってしまいました。
それ以外は脱毛のミスでまばらに毛が生えているレザーになってしまった部位に目を瞑ると、まるで売り物みたいです！
だいぶいろいろなことに目を瞑らないと売り物レベルな感じにはならないですが、昨年度までと比較すると格段のレベルアップです。
あとはエゾリスを譲り受けてなめす機会がありました。
エゾリスは非狩猟鳥獣で、合法的に入手するに路上客死しているのを拾うしかないのですが、エゾリスは恐らく大変美味なのだと思われ、落ちている死体を見つけたことがないのです。
さぞかし美味なのでしょう…。
エゾリスの毛皮は素晴らしいです。
丈夫でミンクにも劣らないかも知れません。
ミンクのように牙を剥いて抵抗するでもなし、その昔はさぞかし乱獲されたことでしょう。
またいつか死体を拾える日を楽しみに、森を徘徊する日々です。
おひさしぶりです。
ひさびさの更新ですが、画像の加工がまだうまくできず、勝手に回転してたりするので、アップできる画像が限られています。
先日、知り合ったばかりの農家さんから卵を産まなくなったニワトリを譲り受けて、食べました。
たくさんいれば肉屋に頼めるが、テンやキツネの襲撃を何度も受けて、同年齢の個体が2羽しかおらず、肉屋に頼めないということで、引き受けさせていただきました。
大人のニワトリの方が、味が濃くて美味しかったです。
肉はやはりそれなりに噛みごたえのある固さにはなっていましたが、味が各段に美味しかったので、機会があればまた大人のニワトリ食べたいです。
